料理屋を構成するいくつもの宝物

料理屋は良く総合芸術の場だといわれます。
それは日本の伝統的建築に始まり工芸、芸能、絵画、茶道に華道、
厳選された食材や極め抜いた調理技術、接客など全てを含めた調和の上に成り立っているからです。
このページでは料亭 山口楼を構成するいくつもの宝物をご紹介いたします。

2020.10.04
秋は美味しい物に溢れています。

いつも間にか夏が過ぎ秋も知らず知らずに深まりをみせています。

今、まさに美食の世界は素晴らしい食材の宝庫です。

入り口の写真は「かぼす釜」

中には富山沖の白えびと酒盗を合わせたもの、

北海道の最高の生うにと奥久慈の香り高い湯葉に本わさび

北海道の帆立貝にこのわたを合わせた物。

そして召し上がる時にはかぼすの香りと共に

お酒のあてにはピッタリの一品です。

また夏の名残り感じさせる瀬戸内の鱧と松茸の土瓶蒸し

ゆっくりと移りゆく季節を感じるお椀替です。

また海ではお魚たちが旨味をまとってやってきます。

  

備長炭で焼き上げるのは富津港で水揚げされた大きなかます。

それに笠間の高澤さん家の栗で作った渋皮煮を添えて、、、、

かますの豊潤な旨味が口に拡がります。

極めつけは

  

松茸と尼鯛の茶碗蒸し(調理場には玉地蒸しといわないと怒られますが)

最後に菊の花をあしらった熱々の餡を掛けて、、、、、

ずっーーっと気を張って頑張ってきたコロナ渦。

気をつけながらも少しだけ個室で安心な料亭で息抜きをしてはいかがですか?

料亭は換気や衛生管理を徹底して皆様を安心安全にお待ち申し上げます。