料理屋は良く総合芸術の場だといわれます。
それは日本の伝統的建築に始まり工芸、芸能、絵画、茶道に華道、
厳選された食材や極め抜いた調理技術、接客など全てを含めた調和の上に成り立っているからです。
このページでは料亭 山口楼を構成するいくつもの宝物をご紹介いたします。
さて、焚合。 たきあわせと読みます。
こちらはただの煮物ではありません。
例えば器に中に五つの食材が入っていれば
全て別のお鍋で食材に合わせた味付けがしてあります。
そして最後に温めた器の中に入れて基礎となる出汁。
我々は「地」と呼びますがそちらを掛けるか浸して
調和をさせます。
季節によっては
海老芋と若布と白魚とか、、、、
(ちょっと写真が下手ですね、、、)
農家さんの思いや自然の恵みが詰まっています。
焚合は全てが絶妙なバランスの上に成り立ってます。
楽しんで頂けるといいなぁ、、、