料理屋を構成するいくつもの宝物

料理屋は良く総合芸術の場だといわれます。
それは日本の伝統的建築に始まり工芸、芸能、絵画、茶道に華道、
厳選された食材や極め抜いた調理技術、接客など全てを含めた調和の上に成り立っているからです。
このページでは料亭 山口楼を構成するいくつもの宝物をご紹介いたします。

2019.05.25
焚合 たきあわせ、、、

さて、焚合。 たきあわせと読みます。

こちらはただの煮物ではありません。

例えば器に中に五つの食材が入っていれば

全て別のお鍋で食材に合わせた味付けがしてあります。

そして最後に温めた器の中に入れて基礎となる出汁。

我々は「地」と呼びますがそちらを掛けるか浸して

調和をさせます。

季節によっては

海老芋と若布と白魚とか、、、、

(ちょっと写真が下手ですね、、、)

農家さんの思いや自然の恵みが詰まっています。

焚合は全てが絶妙なバランスの上に成り立ってます。

楽しんで頂けるといいなぁ、、、