コラム
column
2019.11.13
あんこう鍋について。
さて秋が静かに暮れてゆきいつの間にか冬の足音が聞こえてきます。
水戸山口楼と大洗山口楼では身も心も温める至極のあんこう鍋のご注文を
たくさん頂戴する様になってきました。
実は山口楼では水戸本店と大洗店であんこう鍋を少し変えてます。
水戸本店では茨城県においても最古のあんこう鍋を全国の皆様にお愉しみ頂いております。
前に肝仕立ての事は書かせて頂いたので今回は
「本家 醤油仕立てについて」
山口楼では重さ15キロ以上のあんこうしか使用しません。
それはキチンと七つ道具が育っている事、肝がしっかりしている事。
ここが最重要点です。
また本店のあんこう鍋は白菜など甘みのでるお野菜を入れません。
それはソリッドに鮟鱇の持つ旨味を引き出したいから。
基本的に出汁は、あんこう骨、鰹、昆布からとった物です。
それを濃厚な肝を後乗せにしてゆっくりと溶かしながら、、、、
全く臭みのない柔らかく鮮烈なあんこうの風味が鼻腔をくすぐります。
調理場の七つ道具を一つ一つ丁寧に仕上げる根気と技術。
まずは本店で本家・醤油仕立てをご賞味頂き始まって頂きたいですね。
最後のお雑炊の写真はお召し上がり頂いた方だけにお愉しみ頂けます、、、、
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